音楽と人96年5月号(表紙:スピッツ)

市川哲史の酒呑み日記 no.69
一人でロンドンばっか行ってんじゃねえよ、社長!(結城・談)、の巻

2月9日金曜日。松山・寿司屋(真っ昼間酒)。
リディアンのトークライヴでSHIN-YA+YUHTOと松山に。
タワーレコード開店イベントだったのだが、そのビルの名は「ラフォーレ原宿松山店」!
そうか原宿まで正式名称だったのか。こりゃ「ガッツ石松」みたいなもんか?
14時半に到着したのだが、実は私この日ラジオ生の為に19時30分発の飛行機に乗らねばならず、
呑めないじゃん。食えないじゃん。
ところがSHIN-YAの「市川さん泊まれねえんだから、昼から呑んじゃおうよ」との愛すべき提案により、
本番前寿司屋で90分一気に呑んで食う。いい奴だな君は。
夜は夜で番組ゲストのシャケ、例によって「律儀な乱入者」TAKURO+HISASHIと本番中から呑む。
「俺レッド・ウォーリアーズのコピーしてました(ハートマーク)」。
あ、HISASHIがまた壊れてるぅ。

2月15日木曜日。渋谷・割烹居酒屋(大食漢酒)。
前々から約束してたCASCADEとの呑み会を敢行する。
この店は目茶目茶美味しいから食いなさい食いなさい食いなさい。うわ、本当に食うわ。
話も爆発的に可笑しかったが、立場上載せられまい。以上!

2月16日金曜日。銀座・スタジオ→同・居酒屋(懐かしい大酒)
今夜のゲスト藤井麻輝がスタジオに到着すると、「オマケ連れてきちゃいましたあ」
フジマキの背中越しにニヤニヤ笑ってる物体発見---お、今井寿じゃないか!
この日ビクターでヒット賞授賞式があり、終了後マッドの連中やマグミ達と
皆で呑んでたらしい。それにしても今井がラジオに来ようとは....
「俺は喋りに来たんじゃなくて呑みに来たんですから」。今夜のゲストは
SCHAFTだあ。本番中からびゅんびゅん呑み、終了と同時に「皆待ってますから
合流しましょう」とマッド達の居る店にTELすると、「皆帰っちゃたあ!?」。
今井無惨。とりあえず呑みに行く。「今井ちゃんと曲書いたのか?」
「もう6曲出来ました」「また頭の中でだけだろ」「いやデモもあります」。
おおー、勤労今井を初めて見たぞ俺は。「シングルは自分でも笑っちゃうような
曲ですから」---ちなみにその後“キャンディ”を聞いたが、確かに笑える。
その後朝5時、お約束のように今井地蔵と化す。何も変わらんなあこの光景。

2月26日月曜日。渋谷・割烹居酒屋(初対面何故か説教酒?)
巧妙な女々しい詞に妙に心魅かれちゃう田辺守と呑む。
このルックスで女の子をゲットする事に長けており、その歌詞同様の巧妙な口説き文句に感嘆しつつ、
更なる向上を目指してミーティングする。何歳だ俺は。

3月1日金曜日。銀座・スタジオ→同・居酒屋(ストレス解消酒)
“JAM”発売記念で吉井が音楽ゲスト。翌日ポスター撮影の為26時には
帰るはずの吉井、「呑みに行きましょうよ溜まってんですよ待ってます
待ってます待ってます」とそのまま居残る。modern greyの大西貴美と共に
期待に応えて呑みに行く。私もストレスを山のように抱えており、お互いに
ウサを晴らしまくってスッキリしたが、きっと大西にはいい迷惑だったろう。
すまん。

3月3日日曜日。ロンドン・タイ料理店(さすがに眠いぞ酒)。
HALの取材で一路ロンドンへ。過酷な2泊4日の詳細は次号だあ!
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