酒呑み日記65(音人1996年1月号 藤井フミヤ表紙) 酒のみ日記危機一髪、の巻 最近はほとんどマジで呑んでません。実は現在「酒のみ日記」待望の単行本化 も計画してるのだが、その前に連載終了したら洒落にならんよなあ。頑張れ失調 症の俺!(失笑)。 10月6日金曜日。銀座・スタジオ→同・居酒屋(レッドアイ三昧)。 NACK5ミッドナイトロックシティーのゲストはユカイ&TAISUKE。わざわざトマ トジュースを大量に買ってきてビールを割って本番中から呑みまくるユカイだが、 初対面のTAISUKEも既に酔っており、この日はお話にならない状態と化す。あ、私 もジントニックぐいぐい呑んでました。すんません。呑んだ勢いでTAISUKEのライ ヴ観に行く約束をしたかと思ったユカイと後日会場で本当に遭遇した時は、この 男も立派になったなあと密かに感動したのも私でした。 10月13日金曜日。銀座・居酒屋(いろいろあるわな酒)。 今夜のゲストは濱田マリ。酒呑めない彼女だが、終了後ゆっくり呑む。モダチョ キ・デビュー以来からの付き合いなので、仕事やら私生活やらの話を結構白熱して するも→おいおい、朝5時半になっても俺達二人以外スタッフも誰も来んやんけ! 虚しい大平洋ふたりぼっち。 10月22日日曜日(米現地時間)SF・会場(オタク狂乱酒)。 本文中でも触れたマッドSF2本目のライヴの夜。目茶目茶なプロレスとの合体ラ イヴという誰も予測し得なかった状況の中、2階で呑んでた私のとこに出番を終え たメンバー達がやって来ては爆失笑して去っていく。しかし3番目の覆面バンドが 実は目茶目茶上手かったりして、メンバーも実は驚いてたりしたのだが。 そこに覆面バンド兼レスラーの素人外人君がやって来て、「僕ハ『ナルホドざわー るど』デれぽーたー役ヤッタコトアリマス」「僕ハ日本ノ特撮オタクデス」と喋り まくる。そういえば覆面売ってる売店の兄ちゃんは、得意げに腕の刺青を見せてく れた。その腕には→日本語のカタカナで「デビルマン」と彫られていた。わははは。 特撮にプロレスにロックとは、何だ日本のオタクと一緒じゃねえか。外人も。 10月27日金曜日。銀座・スタジオ(アニーと私だけ酒)。 イエモン菊地兄弟が今夜のゲスト→「市川さん呑みましょう!」と事前に盛り上 がってたのだが、エマの体調不良により、番組中に私とアニーだけべこべこ呑む事 になる。正直言って、この日のオンエアは曲が流れてる間の方が数百倍面白かった はず。♪俺らちゃ性欲三人組ぃ〜、おいおい俺も仲間かい。 11月3日金曜日。銀座・スタジオ→同・居酒屋(ワンフ沢山尾行酒)。 ソフバ解散後初のメディア登場となった藤井麻輝がゲスト。更には、前日酒の誘 いを断ったGLAYのTAKUROが復讐の乱入。更に更には、この日浦和のBJCライヴ会場で 偶然逢ったJIROも登場→私の番組は村の公民館なのだろうか。 なにせスタジオはガラス張り、ワンフ恐怖症のフジマキに気遣って日本酒を勧め ると「キレてもいいんですね?」。あ、目がすわった。未だに小心者のGLAY二人も、 なかなか話しかけられぬらしく縮み上がっている。十分柔和になってんだけどなあ。 祭日の為いつも行く呑み屋が休みで、終了後歩いて3分の大衆居酒屋チェーン店に 移動→うわ、ファンも大量移動だあ。ちなみにフジマキ、入口付近でファンに首筋 を誉められ、奈落の底に堕ちていったのであった。