音楽と人 95年7月号 4月11日火曜日。新宿・インド呑み屋→同・居酒屋→同・居酒屋 (♪どんどんぱんぱんどんぱーんぱーん酒) イエモン武道館。額や打ち上げの狭い会場に何故なんだか600人も集結して、 瀕死状態に遭う。 その群衆の中にBJC達也を見つけ、とりあえず脱出して呑みに行く。 禁酒禁煙禁肉食の誓いは完全に崩壊したらしく、 何でも食って何でも呑み私の煙草を喫いやがっている。 「やっぱり人間無理はいかん!」あ、そう。 気が付きゃ12時、達也と共に慌ててイエモン打ち上げ会場に走る。 入った瞬間、まずシャケと久々の再開。 ふと横を見ればKyo。髭面で妙に暗い。 今思えばダイイン解散を悩んでいたのだろうか。水臭い奴である。 やがて編集部「詩音」結城が、「歩く酒の肴」として登場。 早速ヒーセの横に拉致されてイビられ始める。ここはほっとこう。 だが詩音ちゃんは200%泥酔した挙句、吉井やヒーセに 「おまえなんか」と馬鹿にされたことに腹を立て、 「一度試したらその瞬間から虜なんだから!」と謎の絶叫マシーンと化す。 経営者として積極的に無視してしまいたい。 4月27日木曜日。渋谷居酒屋(ちゅどーん)。 深夜0時前イエモンの野外撮影が終わる。 すっかり疲労がたまってるくせに吉井が 「ここで御飯奢ってくれたら一生犬になる」と言うので、 ちょうど手ごろなペットが欲しかった私は、奢ることにした。 詩音はマッハ3の速度で逃走−−自動追尾装置つきのヒーセですら 振り切られるほどであった。ちなみにイエモンは四人とも超大食らいで、 お金たくさん払った私でした。ここ掘れわんわん。 5月1日月曜日。渋谷・割烹居酒屋(プレ巨人祝賀酒、でも弱気)。 本文の通り、PATAと巨人話に終始。以上! その後4連敗! 何も言いたくない! 5月3日水曜日。渋谷・割烹居酒屋→下北沢・バー(いい酒)。 グルーヴァーズの藤井一彦と取材後呑む。私34歳・一彦28歳、私岡山・一彦広島― 久々に共通項の多いロック者同士呑んで、幸せな気分になる。平和。 5月4日木曜日。音楽と人編集部(地酒2本)。 黄金週間にも拘らず一人出社して深夜原稿を書いてたら、GLAYのTAKUROからTEL。 「俺はもう駄目だあー! 相談に乗って下さいぃぃぃ」。25時TAKURO到着。 「何だレコーディングで煮詰まってんのか?」「実はプライベートが……」知らん。 5月5日金曜日。銀座・スタジオ→青山・バー→某所・櫻井宅(朝3時から朝11時まで酒)。 「ミッドナイトロックシティ」1回目。ゲスト櫻井敦司。GLAYのTAKURO+HISASHI。 放送終了後どうなるか馬鹿でも予想がつこう!!