音楽と人95年2月号、酒呑み日記54
人数の割にはそんなに飲んでないよ、の巻

11月19日土曜日。渋谷・BMGビクター→池尻大橋・居酒屋バー
(祝勝酒ひゃっほー)。
 本文と後の祭りでも書いたが、今日は全てを忘れて巨人日本一を祝う
無礼講だ。取材を早々に切り上げ、夜6時からビデオGOっ。
まずセ・リーグ優勝の奇跡→優勝当日のスポーツニュース総ざらえ
→日本一の軌跡→優勝当日の以下同文→巨人軍94年総集編・・・・・・おぉ、
もう深夜0時だあ。既に誰も居ないBMGの社屋で、ひゃっほーと奇声を
上げてる私とPATAは正真正銘ロクデナシだ。そして性懲りも無く、河岸を
変え再び飲む。「PATA、おまえ明日は?」「わかんねえ。親父は?」
「幸宏さんと新宿でトークライヴ」「・・・・・・」「・・・・・・」「おめでとーっ」。
馬鹿。わーはははははは。

11月22日火曜日。川崎・チッタ(言語道断、営業中の深酒君)。
 何が哀しくて深夜1時からイベント出演せんといかんのじゃ。
0時過ぎに到着すると、KENが「親父はい」と吟醸酒を渡す。「親父用に
わざわざ用意したんだから」。気の利く奴だ。まずは缶ビール呑みながら、
出番を待つ。出演が4時以降になるDEEPは既に「死んじゃいますよ」と
寝に入っちゃったので、久々に逢ったTUSKと通路でうだうだする。楽屋に
戻って更にコールターのNEGISHIと既に日本酒を開封して呑んでたら、
大槻到着。「今日はロッカーの皆さんと親交を深めようと思って」と、
挨拶しまくっている。君はやはりロッカーじゃなかったのか。橘高は珍しく
シラフながら、短時間の内にビールを大量消化し始める。何のイベントなんだろ。
 私はまず「出前哲ケン対談」、続いて橘高とDJなのだが、橘高のオナニー話を
訊いている最中2回日本酒をターンテーブルに零して、大顰蹙を買う。
そんなに大切なら床の間に飾っとかんかい!

11月25日金曜日。渋谷・パブ→池尻大橋・パブ(デルジ10周年記念洪水酒)。
 SSTV生出演を終えて渋谷に急行−今夜はデルジ3DAYS打ち上げ兼10周年パーティーだ。
明日は朝から名古屋なんですけど。既に宴は開始されており、ヴァレンタイン御一行様も
居る。おいおい君達、食いに終始し過ぎてないか。
明日は朝からなんですけど。一次会終了時にWCに行くと、金髪の親父に声かけられた。
「あ、ジュネさんお久し振りです」「あのー、大槻君と二人で僕をギャグにするのを
ヤメて貰えますか?」。しぇーっ、すいませんでしたー。
 二次会途中の朝3時、脱出。明日は朝から名古屋なんですけど。外に出て歩いてたら、
ヴァレンタイン唯一の残留組TAKESHIが、一人階段の暗がりに座っている。
「あれ何してんの」「俺いつも最後はこういうところに一人座ってるのが好きなん
ですよ」・・・・・・風邪に気をつけろな。

11月26日土曜日(米時間)。NY・居酒屋→同・ホテル市川の部屋
(あのー、日本での日常と同じなんですけども)。
 ISSAYとNYへ。到着した初日から夜はMORRIEと合流していきなり呑み、だ。
天麩羅と刺身と日本酒・・・・・・その後私の部屋で宴会。世界一の飛行機嫌いISSAYは、
行きの便での硬直疲れで早々に姿を消す。手の平から滝のような汗流してたもんなー。
さすがキング・オブ・デカダンス。ん?

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