音楽と人 1995年1月号 

9月28日水曜日。六本木・焼き鳥屋→某・今井邸(πの桁数ぐらいの呑酒量) 
先月号「あとの祭り」で既報のとおり、深夜12時からのSCHAFT取材を終えて呑む。 
(中略)。朝4時、今井邸に辿り着いたのは、今井+櫻井 
+スティーヴ(←ワッツが所属するPIGのギタリスト)+バイセクNAO+私…… 
英語全然だめの今井に代わり、私と櫻井が拙い英語で会話を展開する。 
健闘している櫻井に驚く、「実は今英会話習ってんですよ」。 
おおー、生産的な事してる! 
5時半、スティーヴがアコギを弾き始める。上手い。 
次に進められた今井、「……普通に上手く弾けるぐらいなら、B-T演ってませんよ」。 
うーん、深い。 
私は朝7時に地蔵になり、別室に貯蔵されていたが、超重量犬・負の襲来によって 
8時半、眠りから復活する。 
残っているのは今井とNAOと私だけかあ? 
皆さんの推測どおり、10時半ごろ今井が地蔵化したのを見計らって、帰る。 

10月3日月曜日。仙台・居酒屋→同・プールバー(お疲れさん酒)。 
ISSAYのFMソロ特番収録のため、仙台へ。 
プロデューサー、宣伝活動にも邁進します! 
業界にISSAYシンパは多く、しかも30歳前後のお姉ちゃんと言うことになっている。 
この日も東北シンパ軍団勢揃い−−というわけで、ISSAYを彼女達に任せ、 
私はディレクター+マネージャーと巨人の優勝を祈願して 
ビリヤード興じる。なんじゃそりゃ。 

10月20日木曜日。神楽坂・小料理屋(食事酒)。 
取材後、GOTAと日本酒&飯コース突入。 
「1週間の来日中びっしりプロモーションだから、時差ボケは抜けないし 
実家にも帰れないし→毎晩の美味い和食だけが愉しみなんですよ」。 
うーん、和食ブロイラー。 
同年齢なので以上に話は盛り上がるが、内容は公共の場では書けません。 

10月29日土曜日(英時間)。ロンドン・イタ飯屋→同・フラット(ビールとワインばっか)。 
ライヴ終了後、近所のイタ飯屋でBJC打ち上げ。 
「もう私は死んだ方がましです」とマグロ化した達也が虚しい。 
「もう一回ちん毛焼くか?」「お、ショック療法?」、遠き異国の地で 
我々は何を口走っているのだろうか? 
プライベーツの延原が観に来ており、合流。 
「今こっちに住んでて、毎日自転車で英語学校に通ってんだよ」。 
いろんな奴が居る。 

11月4日金曜日。六本木・居酒屋→渋谷・割烹居酒屋→下北沢・バー 
(アルコールが五十屯)。 
スパンク・ハッピーのハラ嬢&菊地と、取材後そのまま呑む。 
正直言ってこの日の事はあまり憶えてないのだが、 
とにかくハラミドリは呑む!しかも日本酒! 
早くから私と二人で日本酒軍団を結成、気がつきゃ3軒目は女マネと 
ミドリちゃんと私だけであった。 
SYOW-YA→すかんち武内志磨と続く女酒豪の系譜は死なん! 

11月8日火曜日。小川町・居酒屋(ちょいと一杯のつもりで呑んでいて 
いつの間にやら酒)。 
夕方、編集部をジャンボマックス・ボムズもといリディアン・モード突如来襲 
(←このネタはP172で調べろ!) 
締め切り前で1分たりとも無駄にできんのに、 
一族郎党引き連れて呑み屋に向かう俺って、駄目駄目駄目駄目死んじまえーっ! 

おまけ あとの祭りより抜粋 

11月2日 水曜日 
18時。市川は、乃木坂にてB-T櫻井敦司取材。 
伊藤が同行したのだが、撮影中もインタヴュー中も地蔵のように押し黙り、 
櫻井を前にしても一言もしゃべらない。 
終了後、市川が突如地蔵化した理由を訊くと、 
「だって初対面の人と喋るの怖いんだもん」 
−−こんな阿呆な社員に囲まれ日々苦悩する市川を、誰か救ってやってくれい。 
しかし、市川の不幸はまだ続く。 
いつものごとく櫻井の「呑みましょう」攻撃の濁流に巻き込まれ、 
流れ流れて気がつけば、ああ午前2時の麻布のバー。 
なんと、偶然にもその店で結城と合流したのが運の尽き。 
この女、某レコード会社の専務取締役様に逆接待させ、 
ここぞとばかりに高価ワイン3本をガブ呑み状態。 
あげくに、たまたま居合わせたレピッシュのマグミに泥酔してからみまくっている。 
えーっと、……市川、帰宅。 

11月8日 火曜日 
夕方、編集部に一本の電話が入る。 
伊藤「ジャンボマックス・ボムズってバンドの方からです」。 
電話を終えた市川が一言「あのー、リディアン・モードなんですけど」。 
似てねー。 

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